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『新しい中国人 ネットで団結する若者たち』 山谷 剛史著 

『新しい中国人 ネットで団結する若者たち』 山谷 剛史著

★★★★★

中国株に直結する本ではないですが、なかなか面白かったです。

前書きで著者が、”この本は、ひと言でいえば、「インターネット世代の若い中国人の様々な行動分析」本であり、自分でいうのもおこがましいが、「世界一よくわかる中国IT事情入門書」”と本書を称しています。

中国でインターネットにアクセスするのはどんな人々で、どんなサイトをみて、どういう行動をとっているのかが詳しく書かれており、現地事情に疎い人にとっては、投資に際しても参考になるのではないかと思います。

ADR銘柄ではおなじみの、

百度(BAIDU)
新浪(SINA)
捜狐(SOHU)
網易(NETEASE)

などが登場し、画面のキャプチャや現地のPC SHOPやネットカフェなどの様子も写真を多く取り混ぜて紹介されており、現地のIT事情が非常に分かりやすく書かれています。

私にとって大きな収穫だったのは、

「メールは使わず、そもそもアドレスを持っていない人が多く、友人とはチャットで交信」
「新しい友人ができたときに、日本ではメールアドレスを交換するが、中国ではQQの番号を交換する」

といったくだり。

日本の感覚では、なんでテンセント(騰訊)なのか? というのが今まで納得できなかったのですが、そもそもPCを使ったコミュニケーションの手段自体が日本とはまったく異なっているんだということが認識できました(知っている人には今さらなのかもしれませんが・・・)。

その他、ニセモノ、コピー、海賊版文化についても多くのページを割いて記述されており、手軽に読める&値段の割りに、なかなか中身が詰まった本でした。

以下、著者の書いたネット記事のQQ関連です。

中国コンシューマPC市場を席巻するキラーソフト「QQ」
中華PC小話──キラーソフト『QQ』、その裏の活用法とは?


中国株二季報 

中国株二季報をぱらぱらと見始めました。




しっかし、ぱらぱらチャートを見ていると、本当にどれもこれもよく下がったものですね。

ため息しか出ませんが、やっぱり、長期で見れば大きなチャンスなのでは? これから、中国株を始める方々がうらやましいです。やっぱり、参戦の時期というのは重要。

株式投資では、個別株のミクロ的なファンダメンタル分析よりも、経済動向であったり、市場の動向なりといったマクロ的な動向のウォッチのほうが重要なのだと、この激動の一年を通じて感じました。今年一年が異常だったのかもしれませんが。。

一年前、いや半年前時点ですら、当時の企業業績の予想など、まったくあてにならなかったということですからね。いやはや、難しいです。

相場が落ち着いてきたので、気持ち的に銘柄探しをする余裕が出てきた感じです。

中国株二季報と、亜州IRの中国株四半期速報の最新版が出ました。

四半期速報のほうが業績予想が2010年分まで載っているので良いですが、上で書いたように、結局、そんなものはあてにならないので、指標やレイアウトが見やすい二季報を手元においています。片方にしか載っていない銘柄もあるので、会社四季報のように、すべてを網羅するものが出てきてくれたらありがたいんですけどね。

『中国株投資の王道』 バートン・マルキール著 

『中国株投資の王道』 バートン・マルキール著

★★★★☆

『ウォール街のランダム・ウォーカー』の著者、マルキール博士が記した中国株本。マルキール博士と中国株とが結びつかず、この本が出たときは結構衝撃的でした。

中国の歴史に始まり、株式市場、リスク、投資方法などについて纏められた、ある意味教科書的な本です。内容は、思っていたよりも中国に対して好意的というか楽観的で、少し意外感がありました。

ちなみに、米国では中国への個別株投資方法はADRがせいぜいで、個人投資家が気軽にH株やB株に投資する手段はないようで、投資環境は日本とはだいぶ異なっているようです。

そういう環境も影響しているのか、というより、氏の記した本だけあってか、基本的には投資信託やETFを活用しての投資を勧めており、個別株投資は「ギャンブル」と言い切っています。

ギャンブルといいながらも、過去に成功した銘柄、期待を裏切った銘柄など、具体的な個別株(主にADRと香港株)も登場、解説されており、興味深かったです。

こういう相場の下がっているときに、腰をすえてじっくり読んでおこうかなと思うような一冊ですね。


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